「Cook Nippon!」について

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近年、地域経済は大変厳しい環境に直面しています。中でも後継者、耕作放棄地、食の安全、TPPなど数々の課題を抱えている農業の行く末は非常に厳しいものがあります。この状況をただちに好転させるのは容易ではありません。しかし、日本の農業、日本独自の食材の価値を再度見直してみることは、グローバルな時代においてこそ大切なものではないか、と私たちは思いました。

「食」からはじまる日本各地への興味、そしてそれが地域活性へのキッカケになれば。それには従来型の枠組みではなく、プライドと愛情を持って食材を育てている作り手の方々、そして日々家族の笑顔と健康のためにキッチンに立つ女性の方々に直接ご参加いただいて盛り上げていくような仕組みが必要なはずです。

 

畑と食卓のコミュニケーションを目指して

テーマは、全国各地域のそれぞれの気候風土や食文化を反映した「地域食材」。基本的には農産物が中心ですが、地域によっては水産物や畜産物であることもあるでしょう。地域で独自に育まれた食材の一部は既にブランド食材として全国に流通しているものもありますが、ほとんどはまだ域内で、或いは小規模なネット取引等で流通しているに過ぎません。

かつて「地産地消」という言葉が広く使われていましたが、「自慢の食材をもっと多くの人に知っていただき、味わってもらいたい」という生産者の思いからも、地域経済がどう連携・拡大していけるかの可能性を探る意味でも、域外への発信はこれからの大切な取り組みではないかと認識いたします。それはいわば、食材が地域と大都市圏、或いは地域間を結ぶメディアとなり、それぞれの地域の食文化をリスペクトし合うような環境かもしれません。

また当プロジェクトの特徴は、従来、食材が食材としてのみ、あるいは地域の伝統的な調理法を通してのみ紹介されてきたものを、現代の食環境・趣向の中にいる女性の方々によって「おいしくいただくレシピ」の材料として口コミで盛り上げていこうとするところです。世はまさに、ソーシャルネットワーキングの時代。生産、流通、外食といった方々を通した間接的なコミュニケーションに留まらず、食材の価値、健康、おいしさ、楽しさをダイレクトに共有できるプラットフォームを目指します。

 

WEBマガジン『Ane会』とのコラボレーション

2014年10月より『Cook Nippon!』プロジェクトは、輝く女性を応援するWEBマガジン 『Ane会』 とコラボレーションします。従来通り、全国各地の地域食材や伝統料理、食文化など取材したものを『CookNippon!』のWEBやFacebook、Twitterなど通じて毎月取り上げていくとともに、地域食材をどう食べやすく、おいしい一皿にしていくか、という女性目線での『Ane会』オリジナルレシピづくりもサポートしていきます。

2014年10月
『Cook Nippon!』プロジェクト


 

主宰(一般財団法人地域活性機構)

地域活性機構は、財団法人地域活性学会の研究・人財育成ネットワークを更に実践的な場で活用するために各分野・各層を横軸で連携させ、大きなグランドビジョンを描きながら「現場」に立脚した事業を創出するプラットフォームとして設立されました。地域活性学会及び内閣官房・内閣府等と連携し、各地域で既に実施されている 『地域活性化システム論』の推進、また、共生プラットフォームにおいて重要な役割を担う「コミュニティ」と「市民活動による事業」といった『ソーシャル・プロジェクト』を創出し、それによって地域への新しい価値の提供を推進することで地域を活性化し、ひいては日本全体の活力創出に寄与することを目的としています。シンポジウムや講演会などを開催するほか、静岡県熱海市(地域連携協定締結)を始め、地域活性化のコンサルティング、活動支援も行っているほか、全国47都道府県の様々な地域活性化情報の収集・発信にも取り組んでいます。とりわけ、地域の食材、「食」 文化を生かした産業や観光、イベントなどの事例を地域活性機構のWEBサイトを通じて数多く紹介していることから「Cook Nippon!」プロジェクトを企画し、推進していきます。